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サンゴノインゴ?木材の寸法で使われる大工用語とは

私が普段、建築現場で耳にする専門用語について

最初の頃は職人さんたちの話す言葉が分からずと異国へ来たかのような感じでした。

大体の内容は理解できるようになりましたが、今になっても、度々聞き直す木材の寸法のことです。

木造建築では主に尺貫法「寸・尺・間」が使われていますが、図面などの寸法はメートル法「㎜・m」で記載されるので特に困ることはありませんでした。

ですが、大工さんは木材の寸法を寸・尺の略語で話します。

サンゴノインゴ

ニイチ

インゴカク

スンサン   など

単語だけ聞くと呪文のような言葉

数字にすると

                  サン ゴ  イチ ゴ

サンゴ ノ インゴ → 3寸5分 × 1寸5分 → 105㎜ × 45㎜

             ニ   イチ

ニ イチ       → 2寸 × 1寸         → 60㎜ × 27㎜

             イチ ゴ カク

インゴ カク     → 1寸5分 の角材    →   45㎜ × 45㎜

             スンサン

スンサン       → 1寸3分 × 1寸3分 → 35㎜ × 35㎜

※5分=1寸の半分(約15㎜)

← スンサンって、この木材のことです

また、「スンサン」のように1寸3分=約39㎜ではなく35㎜だそうで、現在の建築設計などに合わせてなのか寸法が変わっているものもあります。

略し方が分かれば理解はできるのですが、今でも私から大工さんに伝える時は、「35ミリの角材で」などとメートル法が口から出ています。

なかなか慣れないものですね。

他にも色々な専門用語があるので、またご紹介させていただきます。

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