【注文住宅】子育て世代にオススメの間取りと導線~失敗しない家づくり~
注文住宅は、自分や家族の理想の家づくりを実現することができます。
ただ、イチから全てを自由に決められるとなると、難しく感じられる方も多いと思います。
「どんな間取りがいいか」「どんな導線にしたいか」
というざっくりとした暮らしのイメージを持っておくことは、家づくりにおいて重要です。
なかでも、注文住宅を検討される方の多くは、子育て世代です。
そこで、今回は、子育て世代にオススメの間取りと導線を厳選して紹介いたします。
ぜひご参考にしていただけると嬉しいです。
◆目次(クリックでスクロールします)
1.間取りと導線を決めていく上での注意点
まず初めにお伝えしたいことは、「人気の間取りがすべての人にとって住みやすいものではない」ということです。
暮らし方やライフスタイルは人それぞれです。
人気の間取りといっても、家族のライフスタイルと合っていないと意味がなく、住みづらさを感じてしまいます。
人気の間取りを全て取り入れるのではなく、家族にフィットするか?快適に過ごせるか?をしっかり考えてください。
参考にしながら取捨選択をし、理想のマイホームを作り上げていきましょう。
2.子育て世代にオススメの間取り
では早速、子育て世代にオススメの間取りからご紹介いたします♪
①土間玄関
「土間」とは、屋内に床板を張らず、土足で動ける部分のことです。
玄関部分に用いられることが多く、ベビーカーや外で遊ぶおもちゃ、アウトドア用品やレインアイテムなどを気にせず室内に持ち込むことができます。
外に置いておくと防犯的にも衛生的にも心配です。
だからといって部屋に入れるのは汚れてしまいますし、わざわざ拭いたり洗ったりするのも面倒なので、土間玄関があると便利です。
また、シューズクロークを広く取り、扉を付けてしまえば来客時に生活感が出ないので安心です。
ポールを付けて、お子さまのアウターやレインコートを掛けておくのも便利ですね。
②リビング階段
リビング階段とは、廊下ではなくリビングに階段を設置した間取りのことです。
朝起きた時や帰宅時に自然とコミュニケーションをとることができます。
プライバシーを重視されたい方には不向きですが、言葉を交わさずとも顔を合わせると安心感があります。
③吹抜け
人気の吹抜けは、天井が高くなり開放感がうまれ、子供がのびのびと育ちます。
また、家族がいつも近くにいる安心感があります。
1階と2階の空間が繋がっているので、コミュニケーションも取りやすいですね。
④対面キッチン
対面キッチンとは、壁ではなくリビングやダイニングの方向に向いているキッチンのことです。
料理中でも、リビングで遊んでいる子供やダイニングで勉強している子供を見守ることができます。
⑤リビングに和室
柔らかい畳は、子供の遊び場としても、お昼寝スペースとしても、ケガの心配が少なく、安心してリビングから見守ることができます。
腰掛や収納としても使える小上がりの和室も人気です。
また、扉を付けておくと、散らかっていてもサッと閉めることができるので、来客時も安心です。
⑥中庭
中庭は、人の目を気にすることなく外で過ごせる家族のプライベート空間です。
安心安全にのびのびと遊ぶことができます。
BBQやプール遊び、天体観測など家族のイベントも増えそうです♪
2階のベランダで洗濯物を干すときも中庭を見守れると安心です。
⑦廊下や階段を有効活用
デッドスペースとなりがちな廊下や階段は、アイディア次第で子供が喜ぶスペースとなります。
廊下部分に造作のカウンターを付け、スタディーコーナーにします。
勉強だけでなく、本を読んだりカードゲームをしたりと、部屋にこもらずに家族が自由に使える空間です。
こちらは階段下を有効活用した半個室のスタディーコーナーです。
リビングから近く、家族の声を聴きながら安心して勉強に励めそうです。
スタディーコーナー以外にも、ニッチや有孔ボードを付け、写真や子供の作品を飾るギャラリーをつくるのも素敵です。
こちらの有効ボードは2種類のボードが付いており、上はフックで掛けることができ、下はマグネットボードになっています。幼稚園や学校の連絡事項などを貼り、家族で共有するのも便利です。
⑧間仕切りの部屋
間仕切りの部屋とは、広い1つの部屋に扉や窓、クローゼットを2つずつ付け、真ん中で仕切ることができる部屋です。
将来子どもが何人になるか未定の方や、子供が巣立ったあとも有効的に使いたい方などにオススメで、臨機応変に使用することができます。
⑨ランドリールーム
洗濯機のある部屋に、室内物干しやカウンター、収納を設けた部屋です。
洗濯機を回す→干す→取り込む→畳む→収納する、が1つの部屋で完結するので、家事効率が上がります。アイロンがけもこの部屋でできますね。
工程が分かりやすいので、子供が手伝ってくれる際もスムーズにできます。
⑩ファミリークローク
ファミリークロークとは、その名の通り、家族収納のことです。
脱衣室やリビングの近くに家族の服をまとめて収納することができます。
洗濯物を各部屋に戻すのは大変なので、1か所で済むのはかなり時間短縮ができます。
子供が自分の服の場所が分からないと親に聞くことがなく、自主的に直したり取り出したりもできますね。
3.子育てしやすい導線
間取りの次は、子育てしやすい導線のご紹介です。
①玄関から水周りとリビングをぐるっと回れる導線その1
⑴玄関
玄関から右に曲がるとリビングへ。左奥へ進むと水周りとなります。
⑵トイレ
一番手前にはトイレがあります。
その正面には、階段下を有効活用した収納を確保しています。
帰宅時にこちらにカバンやアウターなどを入れておくことで、リビングに物があふれることなくキレイに保てます。
⑶独立洗面台
トイレを過ぎると独立洗面台になります。
リビングに行く前に手を洗うことができるので清潔です。
また、脱衣室と扉で仕切られているので、家族が入浴中でも気にせず使えます。来客の方も使いやすいですね。
そして、洗面台の真後ろには扉があり、リビングに行くこともできます。
リビングから見ると、真ん中の扉が独立洗面台につながっています。
⑷脱衣室
独立洗面台を過ぎると、脱衣室とバスルームとなります。
⑸パントリー
そしてパントリーになり、右に曲がるとキッチンとリビングになります。
⑴玄関→リビング
⑴玄関→⑵トイレ→⑶独立洗面台→リビング
⑴玄関→⑵トイレ→⑶独立洗面台→⑷脱衣室→⑸パントリー→キッチンとリビング
という3パターンでリビングに行くことができます。
帰宅時に、遊んでドロドロになった子供をお風呂に直行させたり、買い物したものを直接パントリーに収納できたりととても便利です。
また、水周りをぐるぐるとまわれるので、家事の導線も良く、効率よく動くことができます。
②玄関から水周りとリビングをぐるっと回れる導線その2
⑴玄関
玄関からまっすぐ進むとリビングへ。右に曲がると水周りとなります。
⑵洗面室と脱衣室
洗面室から右に進むとキッチンとリビングへつながります。
洗面室はL字型になっており、奥は脱衣室とバスルームになります。
⑶リビング
キッチンの横にチラリと見えているのが洗面台です。
⑴玄関→⑶リビング
⑴玄関→⑵洗面室と脱衣室→⑶リビング
という2パターンでリビングに行くことができます。
先ほどの導線と同様、帰宅時も家事をするにも便利な導線です。
③玄関からキッチンへ直行できる導線
⑴玄関
玄関から右奥へ進むとリビングへ。左のシューズクロークからキッチンへ行くことができます。
⑵シューズクローク
シューズクロークは棚をL字に取り付けた土間です。右側が通路になっており、靴を脱いで上がります。
⑶パントリー
キッチンの前にパントリーがあります。
左右の壁に棚を取り付けることで、通路としても利用できます。
⑷キッチン
パントリーからキッチンとリビングへつながります。
玄関からパントリーとキッチンに直行できると、買い物から帰ってきた時に素早く、効率よくしまうことができるのでとても便利です。
また、キッチンから出たゴミをそのまま玄関へ持っていけるのも楽ですね。
④リビングと脱衣室から中庭に出られる導線
⑴リビングから中庭へ
リビングの2か所から中庭に出ることができます。
リビングと中庭を自由にぐるぐると走り回っている子供が目に浮かびます。
⑵脱衣室から中庭へ
脱衣室からも中庭に出ることができます。
中庭には物干しスペースがあるので、洗濯物を干したり取り込んだりがスムーズにできます。
また、夏場に中庭でプールをしたあとも、すぐにお風呂に入れるのは嬉しいです。
4.まとめ
今回は、子育てしやすい間取りと導線をご紹介しました。
忙しい子育て世代にとって、効率よくスムーズに動けて、のびのびと子育てできる環境は、必要不可欠です。
子供と向き合う時間がたくさん確保できますね。
注文住宅は、イチから自分達で作り上げていきます。
これから長く暮らす家なので、家族のライフスタイルに合わせて快適に過ごせる家づくりを、ぜひ実現させてください♪
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