【リビングドア集】玄関↔リビング間の建具の選び方とは?メーカー別の施工例もご紹介!~YKK/Panasonic/造作~
玄関とリビングの間に設置するリビングドアは、外から入ってきてすぐに目に入ることが多い室内ドアです。
家族はもちろん、来客時に見える部分であることも多いので、最もこだわりたい重要な部分ですよね。
今回はリビングドアの選び方のポイントと、当社の施工例を用いてメーカー別のリビングドアをご紹介します!
リビングドアは、どうやって選んだらいいのか?どんなデザインにしようか?どこのメーカーが良いか?と悩まれている方はぜひ参考にされてください♪
◆目次(クリックでスクロールします)
①YKK/ファミットR 突板タイプ col:ウォールナット 【開き戸】
②YKK/ファミットR 突板タイプ col:ウォールナット 【引き戸】
③YKK/ファミットG ガラスタイプ col:マット×ピアマットシルバー 【開き戸】
④YKK/ファミットG ガラスタイプ col:透明×シルキーホワイト 【引き戸】
⑤YKK/ファミットG ガラスタイプ col:透明×ブラック 【引き戸】
⑥Panasonic/VERITIS col:しっくいホワイト 【引き戸】
⑦Panasonic/VERITIS col:チェリー柄 【引き戸】
⑧Panasonic/CRAFTLABEL col:ネイビーオーク柄 【引き戸】
1.リビングドアの選び方
まずは選び方のポイントをご紹介します。
リビングドアを選ぶポイントは3つあります。
- ドアの開閉方法
- ドアの高さ
- ドアのデザイン
それぞれ詳しく説明します。
ドアの開閉方法
室内ドアの開閉方法は大きく分けて、開き戸・引き戸・折れ戸の3つのタイプがあります。
- 開き戸…前後に開閉する一番オーソドックスな扉
- 引き戸…横にスライドさせて開閉する扉
- 折れ戸…2枚以上の繋がった扉が折れるようにして開閉する扉
リビングドアに使われる場合は、ほとんどが開き戸か引き戸になります。
メリットとデメリットがあるので、それぞれの特徴をご紹介します。
開き戸
開き戸は、前後に余裕がある場合に使うことができます。
引き戸のように引き込むスペースが要らないので、比較的どこにでも使われやすいです。
気密性があるので冷暖房が効きやすいメリットがありますが、子どもやお年寄りが開けづらいというデメリットがあります。
引き戸
引き戸は、引き込むスペースがある場合に使うことができます。
開けっ放しにすることができるので風通しが良く、開放感がうまれます。
開け閉めの際に前後に生まれるデッドスペースがなく、子どもやお年寄りでも開けやすいメリットがありますが、コンセントやスイッチが付けれなくなることや気密性が下がることがデメリットとしてあります。
折れ戸
折れ戸は、クローゼットなどの収納のドアとして使われやすいです。
扉が飛び出したりデッドスペースが少ないので、廊下などの狭いスペースに最適です。
ドアの高さ
次に、ドアの高さを決めます。
標準的な大きさである2,000mmと、ハイドアである2,500mmの2つを選ぶことができます。
2,000mmの標準的な大きさは、掃出し窓や収納の建具等と同じ高さになります。
こちらがオーソドックスで、落ち着きのある空間を演出することができます。
2,500mmのハイドアは、天井までがドアになります。
モダンで高級感がうまれ、開放的な印象になります。
ただ、プラスで費用がかかるケースがほとんどです。当社もオプションでハイドアにすることができます。
ドアのデザイン
ドアのデザインは、色と素材を決めます。
色は、白やブラウン、ベージュ、ネイビーなどベーシックカラーが人気です。
リビングドアなのでインテリアに馴染むものにされる方が多いですが、あえてポイントカラーにするのも素敵です。
素材はウッドがほとんどですが、ツルっとした塗装をしたものからガラス素材のものもあります。
また、採光を取り入れるタイプと採光を取り入れないパネルタイプがあり、どちらを選ぶかによっても明るさや抜け感が変わります。
実際の施工例を見ていただくとイメージがしやすいかと思います。
ベーシックカラー×ウッド素材(採光を取り入れるタイプ)
ベーシックカラー×塗装あり(採光を取り入れるタイプ)
ベーシックカラー×ガラス素材(採光を取り入れるタイプ)
ベーシックカラー×ウッド素材(採光を取り入れないパネルタイプ)
いろんなデザインのリビングドアを見ていただきましたが、ドアノブの色や形によっても雰囲気が変わりますね。
どのメーカーを選ぶか?どのタイプにするか?がポイントになってきます。
次の章では、当社の施工例をもとに、メーカー別のリビングドアをご紹介します。
2.メーカー別のリビングドアの紹介
当社ではどのメーカーの建具を選んでいただいても構いませんが、標準仕様はYKKになります。
また、Panasonicの建具を選ばれる方も多いです。
今回はこちらの2社のメーカーのリビングドアを用いた施工例をもとに、デザインの種類と内装の雰囲気をご紹介します。
ぜひ家づくりの参考にされてください。
①YKK/ファミットR 突板タイプ col:ウォールナット 【開き戸】
まずはYKKのご紹介です。
突板タイプは本物のウッドを使用しているので木目がしっかり出ます。
ウォールナットのリビングドアに黒のドアノブを選ばれたので、ナチュラルな内装がぐっと引き締まった印象になります。
また、採光がないパネルタイプを選ばれています。
玄関から近いとリビングの様子が見えてしまうので心配になられる方はこちらがオススメです。玄関やリビングが十分明るいと不必要だと思われる方もいます。
②YKK/ファミットR 突板タイプ col:ウォールナット 【引き戸】
①で紹介した建具と種類も色味も同じですが、こちらは引戸を選ばれています。
内装も同じくナチュラルテイストですが、引戸は開けっ放しにすることができるので、開けておくか?閉めるか?で雰囲気が変わります。
また、床材が違うのでそれによっても雰囲気が変わります。
①ではDAIKENNのメープルを使用しており、こちら②では、朝日ウッドテックのオークを使用しています。
③YKK/ファミットG ガラスタイプ col:マット×ピアマットシルバー 【開き戸】
こちらは曇りガラスを用いたリビングドアです。
強化ガラスに飛散防止フィルムが付いているので万が一割れてしまっても安心です。
内装はウォールナットの床材と、黒のキッチン、黒の建具、黒の照明を用いたシックな雰囲気なので、リビングドアにはスタイリッシュな抜け感を出しています。
玄関に近いですが、曇りガラスだとリビングが見えないので安心です。光をたくさん取り入れてくれます。
④YKK/ファミットG ガラスタイプ col:透明×シルキーホワイト 【引き戸】
③と同じガラスタイプですが、こちらはガラス部分を透明にし、フレームを白にしています。
閉めていても玄関やリビングが見えるので、開放的で広々とした印象があります。
窓がたくさんあるような抜け感が出ますね。
玄関の真正面がリビングだと来客時に丸見えになってしまいますが、横に曲がったところにあると少ししか見えないので安心です。
⑤YKK/ファミットG ガラスタイプ col:透明×ブラック 【引き戸】
④と同じガラスタイプの透明ですが、こちらはフレームをブラックにされました。
引き込み部分も扉でどちらからでも開閉できるようになっています。
ナチュラルテイストの内装に黒のフレームがしまった印象になります。
こちらは④のお家とは異なり、あえて玄関の正面をリビングにし、丸見えにしています。
それは、玄関で趣味の時間を過ごしているときでも家族とコミュニケーションを取れるようにしているからです♪
⑥Panasonic/VERITIS col:しっくいホワイト 【引き戸】
お次はPanasonicをご紹介します。
ベリティスのしっくいホワイトは、木目調に漆喰の透明感のある上品な印象になります。
白×ベージュ×グレージュで統一した内装にマッチしています。
半透明のアクリルを用いた採光を取り入れることで玄関が明るくなり、可愛らしい印象にもなります。
⑦Panasonic/VERITIS col:チェリー柄 【引き戸】
チェリー柄は少し赤みがかった優しい色合いで、上品な華やかさを演出してくれます。
ウォールナットの色味にもオークの色味にもマッチし、温かみのあるリビングになります。
採光は縦のラインで取り入れることでスタイリッシュさもプラスしています。
⑧Panasonic/CRAFTLABEL col:ネイビーオーク柄 【引き戸】
クラフトレーベルは、デザインやディテールを自由にカスタマイズすることができます。
カフェのエントランスのような可愛らしいデザインの採光に、シックなネイビーカラーがオシャレです。
シンプルな内装に映えますね。
他の建具は白で統一することでリビングドアが目立つようになり、誰が見ても分かりやすいデザインになっています。
⑨Panasonic/CRAFTLABEL col:グレージュウォールナット柄 【開き戸】
グレージュウォールナット柄は濃すぎず柔らかい雰囲気が人気のカラーです。
ハイドアを採用することで採光部分も大きくなります。
グレー×ベージュの柔らかい雰囲気に馴染みつつ、引き締まった印象になります。
リビングドアは2つあり、どちらもハイドアで存在感がありますが玄関から近い方に採光をつけ、メインのドアということが分かりやすくなっています。
3.造作のリビングドアの紹介
当社は造作家具を得意としており、リビングドアも造作にすることができます。
内装と同じ木材を使用することができるのでより統一感を出すことができます。
①造作/すりガラス 【引き戸】
シナベニアを使用したリビングドアです。
すりガラスで採光を取り入れているので明るい印象になります。
ウォールナットで塗装しており、他の建具も同じ色と素材で統一しています。
家具を変えても色物を取り入れても邪魔しないので、合わせやすく使い勝手の良いリビングになります。
②造作/すりガラス 【開き戸】
白の造作の建具です。
ウッドの木目が苦手な方にオススメです。
白を基調としたシックなリビングに合うドアを選ばれました。
③造作/格子 【引き戸】
スプルース材を用いた格子戸です。
玄関から遠い位置にあるので格子戸で抜け感を出しても外の目が気になりません。
冷暖房が効きにくいというデメリットがありますが、オシャレな雰囲気と開放的な印象がうまれます。
4.まとめ
今回は、室内ドアの中でもこだわりたい部分であるリビングドアの紹介をしました。
リビングドアの選び方のポイントは
- ドアの開閉方法
- ドアの高さ
- ドアのデザイン
を決めること。
そのうえでどのメーカーにするか、どんなデザインを選ぶかを決めます。
メーカー別のリビングドアは、当社の施工例を参考にしていただけると嬉しいです。
ライフスタイルや採光、内装とのバランスを考え、悔いのないリビングドアを選んでください♪
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