耐震性の高い家を目指すには!地震に強い家づくりの7つのポイントと選び方のコツ

安心安全な住まいづくりに向けて、どこから手をつければいいか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
地震はいつどこで起きるか予測不能な自然災害です。
だからこそ、日頃から地震に備える意識を持つことが大切です。
特に、家を建てる際には、地震に強い家づくりを意識することが重要です。
この記事では、地震に強い家の特徴や、地震に強い家づくりをするためのポイントをご紹介します。
ぜひ最後まで読んで、安心安全な住まいづくりを実現しましょう。

□地震に強い家とは?

地震に強い家とは、地震の揺れに対して倒壊や崩壊を起こしにくい家を指します。
地震の揺れに対する強さは、耐震性、制震性、免震性の3つの要素で評価されます。

耐震性とは、建物の構造そのものが地震の揺れに耐える力を指します。

現在の建築基準法では、新築住宅は震度6以上の地震でも倒壊しないことを目標としています。
つまり、耐震基準を満たした住宅は、ある程度の地震に対しては安全性が確保されていると言えるでしょう。

制震性とは、建物の揺れを抑制する技術のことです。

制震ダンパーや制震壁など、建物の揺れを吸収する装置を取り付けることで、地震による被害を軽減することができます。

免震性とは、建物と地盤を分離することで、地震の揺れを建物に伝わりにくくする技術のことです。

免震装置を設置することで、建物を地震の揺れから守ることができます。
耐震等級は、建物の耐震性を示す指標で、1~3級の3段階で評価されます。
数字が大きいほど耐震性が高いことを示し、耐震等級3は、耐震基準を満たした上でさらに高い耐震性能を備えています。

□地震に強い家の7つの特徴

地震に強い家は、単に耐震性が高いだけでなく、さまざまな要素が複合的に作用することで実現します。
ここでは、地震に強い家の特徴として、7つのポイントを挙げます。

1: 形状がシンプルである

地震に強い家は、基本的には正方形や長方形など、シンプルな形状であることが多いです。
複雑な形状は、地震の揺れによって構造に歪みが生じやすく、耐震性に影響を与えてしまう可能性があります。

2: 制震・免震対策が施されている

前述したように、制震装置や免震装置を設置することで、地震の揺れを抑制したり、建物に伝わりにくくしたりすることができます。
制震・免震対策は、地震に強い家づくりの重要な要素です。

3: 周囲の地盤が強い

地盤が軟弱な場所では、地震の揺れが大きくなりやすく、建物への影響も大きくなります。
地震に強い家づくりには、地盤調査を行い、地盤の強度を確認することが重要です。

4: 築年数が新しい

古い住宅は、現在の耐震基準を満たしていない場合もあります。
築年数が古い住宅は、地震に強い家を建てるための対策を検討する必要があるでしょう。

5: 平屋建てである

平屋建ての住宅は、高層階がないため、地震の揺れの影響を受けにくく、耐震性が高い傾向があります。

6: 屋根に軽量な材料が使われている

屋根は地震の際に大きな負担がかかる部分です。
軽量な屋根材を使用することで、地震時の被害を軽減することができます。

7: 定期的なメンテナンスを実施している

地震に強い家は、建てて終わりではありません。
定期的なメンテナンスを実施することで、建物の状態を良好に保ち、地震に備えることができます。

□まとめ

地震に強い家づくりは、安心安全な住まいを実現するための重要な要素です。
耐震性、制震性、免震性など、さまざまな要素を考慮し、地震に強い家の特徴を理解した上で、家づくりを進めていきましょう。
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