「家の顔」となる外観 注文住宅~外壁材の失敗しない選び方~
「家の顔」となる外観は、内装と違いだれにでも見てもらえる部分です。
注文住宅で自由にカスタマイズできるのであれば、家の雰囲気が左右する重要な部分なので、オシャレでお気に入りの外観にしたいですよね。
今回は外観の一番大きな部分である、外壁材の失敗しない選び方をご紹介いたします。
ぜひ家づくりの参考にしていただけると嬉しいです♪
◆目次(クリックでスクロールします)
1.外観をつくる要素とは?
まず、外観を決める要素は、大きく分けて3つあります。
- 家の形
- 外壁の色
- 外壁の素材
その他、窓の種類や位置・玄関ドア・外構もオシャレな外観をつくり上げていくうえで重要なポイントです。
それぞれ詳しく説明します。
①家の形
最近街中で、四角い家をよく見られませんか…?
実はとっても人気なんです。シンプルで飽きのこないデザイン、かつスタイリッシュ♪
ただ、凹凸のないシンプルなデザインがゆえに、外壁材によっては安っぽい印象になるので注意が必要です。
また、四角い家の屋根は雨の水がたまってしまうのでは?と気になりますよね。
実は横から見ると、斜めになってることが多いです。雨の水が屋根にたまって雨漏りしそう…という心配はありません。
定番で人気の三角屋根の家や片流れ屋根の家、色んな形が組み合わさった家もあります。
土地の形によっても、建物の形が変わったりします。
また、複雑な形はコストもかかるので、担当者と相談しながら決めましょう。
②外壁の色
色によってもかなり雰囲気が変わります。
当社で人気の外壁の色は、断然白です。明るい印象になり、飽きることも少ないです。
ベージュの外壁も明るく、柔らかい印象になります。
黒の外壁は、高級感がありカッコいい印象になります。
カーキや青の外壁は色物の中でも落ち着いたトーンなので、奇抜すぎず取り入れやすいです。
ツートーンにされる方もいます。
外壁材は同じで色だけ変えるパターンと、外壁材も変えて色も変えるパターンがあり、後者の方が個性的な印象に。
唯一無二の外壁にするにはツートーンがオススメです。
③外壁の素材
外壁の 素材の種類は、サイディング・ガルバリウム・モルタル・タイル・ALCなどがあります。
そもそも外壁材の役割は、雨風を凌ぐこと、騒音の遮断、断熱性などがありますが、外壁の素材を選ぶ上ではメンテナンスや見た目、コストも重要になってきます。
サイディング
新築住宅で 最も多く使われているのがサイディングです。
ボード状の外壁材で、タイル調や木目調などデザインが豊富です。
当社のサイディングは光セラを使用しており、太陽光で汚れを分解してくれ、雨のチカラで汚れを落とし、紫外線による色あせを防ぎます。
ただ太陽光にあたらないと力を発揮しない場合があるので、建物の形や間取りは考える必要があります。
ガルバリウム
ガルバリウムとは、「亜鉛」と「アルミ」「シリコン」を組み合わせた合金のことです。
さらにメッキを施した鉄の建材がガルバリウム鋼板で、サビにくく、屋根などにも多く使用されます。
金属板と遮熱効果の高い材質から出来ているため、サイディングより少しコストはかかりますが、断熱性が高く、冬場も暖かいのが最大の特徴です。
モルタル
セメント、砂、水を混ぜたモルタルを、金属板の上に左官屋さんが塗っていきます。いわゆる「塗り壁」です。
職人さんの腕次第で大きく左右しますが、ぬくもりのある外壁になります。また目地がないため美しく、高級感のある仕上がりになります。
ただひび割れがしやすく、汚れが目立ちやすいので注意が必要です。
タイル
タイルは粘土を1300度の高温で焼き上げるため、耐火性に優れており、メンテナンスもほぼ必要ありません。
また重厚感があり、高級感がうまれます。ただ、その分建物の負担は大きく、初期費用も高くなります。
ALC
ALCは、「Autoclaved Lightweight aerated Concrete」の略で、高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリートのことです。
主原料は、珪石、セメント、生石灰、発泡剤のアルミ粉末です。
断熱性、耐久性、耐火性、耐震性に優れており、外壁材のトップクラスと言われていますが、初期費用が高く、水に弱いのでメンテナンスは不可欠です。
④窓の種類や位置・玄関ドア・外構
窓の種類や位置
室内の温度や湿度、明るさを調整してくれる重要な役割の窓。
窓の大きさや形、数や配置によって外観の雰囲気が決まります。また、サッシの種類や色も様々で、印象がかなり変わります。
注意点として、正面の真ん中に玄関建具がある場合は、左右対称に窓を設置すると顔のように見えてしまうので、ずらした方が違和感がないでしょう。
玄関ドア
玄関ドアは建物に対して比較的大きな面積を占め、外観の印象を左右します。大きさや形、色や素材も様々なので、家全体のバランスを見て決めましょう。
外構
せっかくお気に入りの建物ができたとしても、外構のコストを抑えてしまうとチープな印象になったり、チグハグになってしまいます。
外構や庭も外観の一部なので、手を抜かずにきちんと予算に入れておくことをオススメします。
車をお持ちの方は駐車スペースにカーポートやガレージを付けられるか。庭は芝生にするのかデッキにするのか、中庭にするのかでもコストや印象が変わります。
2.失敗しない外壁材の選び方
失敗しない外壁材の選び方は、以下の通りです。
- InstagramやPinterestを用いてイメージを伝える
- サンプルを見るときは、太陽光にあてて確認する
- 建築された家を見せてもらう
- 保証内容やメンテナンスのコストを確認する
詳しく説明します。
①InstagramやPinterestを用いてイメージを伝える
言葉だけでは伝わりにくく、担当者とイメージが一致しにくいです。
今の時代はどこのメーカーさんも施工例を掲載しているので、お気に入りがあればどんどん保存し、実際に担当者に見てもらいましょう。
全く同じものには出来ない可能性もありますが、失敗しないためにもまずは自分の好みを知ってもらいましょう。
また、好きなモノだけではなく、嫌なモノも伝えると失敗する確率はグンと下がります。
②サンプルを見るときは、太陽光にあてて確認する
室内で見たときと、室外で見たときでは色味が全然異なります。
実際に外に出てサンプルを見せてもらい、納得のいくものを選びましょう。
③建築された家を見せてもらう
小さいサンプルを見て選ぶので、大きな建物になるとイメージと違う。。ということが稀に起きてしまいます。
そうならないためにも、サンプルでお気に入りの外壁材が見つかった際は、過去に同じ外壁材を使って施工したことがあるか確認し、実際に見せてもらいましょう。
OB様邸へ訪問させていただくのは気を遣いますが、外壁なら見に行きやすいので、了承していただける可能性が高いです。担当者に聞いてみましょう。
④補償内容やメンテナンスのコストを確認する
見た目やコストを重視し、お気に入りの外壁材が見つかったとしても、保証がなく、メンテナンス代が高額になってしまうと本末転倒です。
外壁材のメリットデメリットをしっかり理解しつつ、補償内容は会社によって様々なので、担当者に確認をしましょう。
3.まとめ
家の顔となる外観。
「オシャレでお気に入りの外観にしたい」といっても好みは人それぞれです。
まずは、お家のテイストを決めましょう。
和モダン・洋風・シンプル・北欧・アメリカンなど、テイストによっても形や色や素材がある程度決まってきます。
テイストを決めたうえで、建物のメイン部分となる外壁材を決めましょう。
デザインだけでなく機能性やコストも大切なので、ご家族と相談し、長く住める素敵な外観の家をつくってください。
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