コラム

和モダンな平屋の間取り!おしゃれな平屋住宅の実例と間取りのポイントを紹介

こだわりのあるおしゃれな平屋住宅に住みたいと考えているあなたへ。
デザイン性の高い家を建てたいけど、間取りや設計のイメージがなかなか固まらない…そんな悩みをお持ちではないですか。
この記事では、和モダンな平屋住宅の間取りのアイデアや、実際の事例を通して、おしゃれで機能的な平屋住宅の設計のポイントを紹介します。
和モダンな平屋住宅を建てるためのヒントを手に入れて、理想の住まいを実現しましょう。

□和モダンな平屋の設計ポイント

和モダンな平屋を建てる際には、外観、内装、間取りにおいて押さえるべきポイントがいくつかあります。

1:外観:木目×黒を取り入れる

和モダンな平屋の外観は、「木目」と「黒」を組み合わせるのがおすすめです。
木材は和風建築で広く使われてきた素材なので、和モダンな雰囲気とぴったりです。

しかし、すべて木目で揃えてしまうと、単なる「和風住宅」になってしまいます。
そこで「黒」を取り入れることで、スタイリッシュな印象に。
黒は外観が暗く見えがちですが、効果的に取り入れることで、モダンな雰囲気を演出できます。
例えば、玄関ドアや窓枠、外壁の一部に黒を取り入れることで、洗練された印象に。
まるで美術館のような上質な外観に仕上がります。

2:内装:自然素材を生かす

和モダンな家の内装には、「自然素材」を取り入れるのがおすすめです。
自然素材とは木材、珪藻土、和紙、陶器といった、人工物を使わない自然のままの素材のことです。
無垢材のフローリングを床に敷いたり、リビングの壁を珪藻土塗りにしたりすることで、温かみのある空間を実現できます。
自然素材は手触りがよく見た目にもおしゃれなので、和モダンな雰囲気との相性は抜群です。

さらに、人工的な素材に比べて健康にもやさしい住まいを作れて、室内の湿度を快適に保つ効果も期待できます。

3:間取り:仕切りのない大空間

和モダンな間取りにするには、「広い大空間」を取り入れるとスタイリッシュな印象になります。
写真のように高さを生かした吹抜にすれば、開放感のある空間に。
従来の和風住宅だと各部屋を細かく仕切る間取りが一般的でしたが、あえて洋風の大空間にすることで、現代的なイメージに。
リビングとダイニングを一体化させたり、キッチンをオープンにしたりすることで、家族のコミュニケーションを促進し、より快適な生活空間を実現できます。

□和モダンな平屋の事例から間取りを見てみよう

実際に建てられた和モダンな平屋住宅の事例を通して、具体的な間取りのアイデアを見ていきましょう。
各部屋の特徴や設計ポイントを解説することで、読者がイメージを膨らませ、自分たちの理想の平屋住宅を設計する際の参考となるようにします。

1:玄関ホール:広々とした開放感

玄関ホールを吹抜にすることで、開放感のある広々とした空間にできます。
天井が高いため「目線が上に」なり、玄関に入った瞬間の印象が良くなります。
また、玄関ホールの横には「シューズクローク」を設けることで、生活の利便性がアップします。
靴を収納するだけでなく、ベビーカーやスーツケースといった大型の荷物を収納したり、アウトドアグッズやガーデニング用品を置いたりしておくことも可能です。

2:リビングダイニング:シンプルで上品な空間

リビングダイニングは、シンプルで上品な間取りが特徴です。
床材と天井材には同じ木材を使っており、すっきりとまとまっています。
天然の自然素材は柔らかい質感が魅力で、素足で歩いてもヒヤッとした感覚がありません。
また、年月を経るにつれて変化する「経年変化」があり、新築時と比べると徐々に色合いが濃くなっていきます。
自然素材ならではの魅力を実感できるため、長く快適に過ごせそうです。

3:キッチン:生活動線を考えた設計

キッチンは、リビング・ダイニングとは別室の間取りとなっています。
最近では「LDKが一体になっている間取り」も多いですが、あえて別にすることのメリットもたくさんあります。
例えば、料理のにおいや音がリビングに響かない、家族の生活空間と作業スペースを分けられるなど、それぞれのメリットがあります。

□まとめ

この記事では、和モダンな平屋住宅の設計ポイントと、実際の事例を通して具体的な間取りのアイデアを紹介しました。
外観では木目と黒の組み合わせ、内装では自然素材を積極的に取り入れることで、洗練された和モダンな空間を実現できます。
間取りでは、広々とした大空間を確保し、生活動線を考慮した設計にすることで、快適な住まいを実現できます。

これらのポイントを参考に、自分たちの理想の和モダンな平屋住宅を設計してみてください。

blog|コラム